【政治】東京都議選で自民党が惨敗した“本当の理由” 「このまま行くと、衆院選は危ない」
「このまま行くと、衆院選は危ない」東京都議選で自民党が惨敗した“本当の理由”(文春オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「このまま行くと、衆院選は危ない」東京都議選で自民党が惨敗した“本当の理由”(文春オンライン) - Yahoo!ニュース Yahoo!ニュース (出典:Yahoo!ニュース) |
参議院議員通常選挙が行われている時期に、衆議院が解散されて衆議院議員総選挙が行われることになった場合は、衆議院選挙と参議院選挙の両方の選挙を同時に行う(衆参同日選挙)。 選挙された衆議院議員の任期は4年である(日本国憲法第45条本文、ただし解散あり)。衆議院 51キロバイト (4,950 語) - 2021年6月21日 (月) 20:09 |
東京都議選ですが、翌日(7月5日)の新聞に多かった見出しはこちらです。
『勝者なき 首都決戦』(日経)
『勝者なき選挙戦』(朝日)
『揺れる民意 勝者不在』(東京)
NHKの朝のニュースでも「勝者なき」と解説していました。どうやら都議選の結果を「勝者不在」というのがトレンドみたいです。
でも本当にそうだろうか?
唯一ポジティブな見出しがつかなかった政党は…実は、各政党についてのポジティブな見出しは結構あったのだ。
『都民フ、議席減も「善戦」』(日経)
『公明、全員当選に手応え』(産経)
『立憲・共産 共闘手応え』(毎日)
などなどたくさん。バカ勝ちした党はなかったものの、都民ファースト・公明・立憲・共産についてはポジティブな見出しや評価も結構あったのである。
しかし一党だけなかなかポジティブな見出しがみつからない政党がありました。薄々気がついた方もいるでしょうが自民党です。
『国政で批判 自民伸びず』(読売)、『自民想定外の失速』(毎日)、『接種混乱・政治とカネ・五輪…政権不信』(朝日)……。
第一党になったのに「勝った空気」がない自民党さらに政府与党の声を各紙で追うと、
「予想外の結果だ。このまま行くと、衆院選は危ない」(執行部の一人・読売)
「大敗北だ。言葉もない」(閣僚の一人・朝日)
いかがでしょうか。僅差で第一党になった自民党には勝った空気がないのである。菅首相は周囲に「何とか50議席取れればいい」と勝利の手応えを語っていたそうですが(読売7月5日)、実際は33議席だった。これは民主党に政権交代された2009年の38議席を下回る。
つまり、今回の都議選は「自民党だけが思いのほか負けた」と読めるのだが、違うのだろうか?
これを「勝者不在」と文学的に言ってやった感を漂わせ、うっとりしてる感じの報道って何でしょうか。そりゃNHKは菅さんに強く言えないでしょうが新聞はそのまま書いてもよかったのでは。
さて都議選の期間中、しみじみ感じたのが「オヤジジャーナルと政治家・小池百合子の相性の良さ」です。
※私は夕刊紙、タブロイド紙、一般紙の政治面を「おじさんがつくっておじさんが読む」オヤジジャーナルと呼んでいます。子どもの頃から大好物です。
「また小池が!?」と嬉ションするおじさんたちまず、小池氏の休養が発表された翌日(6月23日)の夕刊紙。キヨスクの広告を並べてみよう。
『突然の休養 広がる疑心暗鬼』(日刊ゲンダイ)
『本当の症状と入院憶測』(夕刊フジ)
『上野動物園パンダ双子誕生』(東スポ)
ゲンダイもフジもとにかく疑っていたのである。東スポの広告はパンダだったが『都議選前に疲労ダウン 小池一気総理狙いも』という記事をちゃんと載せていた。このまま退任して国政に二階氏が担ぎ出すのでは?と。
私がここでお伝えしたいのはオヤジジャーナルがとても嬉しそうだったことだ。
もちろんそれは入院のことではなく「また小池が何か仕掛けてきたのか⁉」という勘繰りができて嬉しそうだったのである。
「疑心暗鬼」や「憶測」という文字はそのままオヤジジャーナルの嬉ションだと思っていい。政局記事に結び付けることができて嬉しさのあまりオシッコを漏らしているのだ。私もそんな興奮状態をみかけて嬉ション状態であった。
もっといえば、おじさんが好きな戦国武将の覇権争いや騙し合いの構図を今、十分に提供してくれるのが小池氏なのである。もはや唯一無二の存在。以前に産経新聞が小池氏のことを「政局の鬼」と書いて素敵なフレーズだと思ったが逆に言えば小池氏にはそれしかない。オヤジジャーナル道を生きている。
一般紙の政治面もいかに今回の都議選報道で小池氏と相性が良かったか。
「小池は動かない」という政局記事がまん延した結果…毎日新聞(6月24日)は「休養明けですぐに選挙応援はできないだろう。選挙期間中は休むのではないか」という「自民重鎮」のコメントを載せていた。
朝日新聞(6月26日)は「都議選で小池氏は動かない」との見方を載せていた。理由の一つに「小池氏に常につきまとうのが、秋の衆院選を機に国政復帰を目指すとの見立てだ」と。ここらへんの憶測(嬉ション)はタブロイド紙と変わらない。
読売新聞(6月29日)は『小池氏 いつ静養明け』。まるで今年の梅雨明けはいつ?みたいな感じです。
記事を読むと与野党は《「小池人気」は根強く、動き方によっては情勢を一変しかねないとみている》。あ、やっぱり台風警戒の記事だった。
さてこうなると何が起きるのか。「小池は動かない」という政局記事が選挙期間中にまん延したのである。皆がそうだと何となく信じているときがいちばんサプライズが起きやすい。
その結果……。
『小池氏、最終日に都民ファ激励』(朝日7月5日)
『「不在」小池氏 終盤動く』(毎日7月5日)
ああ、この展開。またおじさんたちが嬉ションしちゃう。オヤジジャーナルと戦国武将みたいな権謀術数を駆使する小池氏はもうトムとジェリーみたいな関係だ。
“オリンピックおじさん”の不人気が露わに面白かったのはこの見出し。
『「小池氏にやられた」「大敗北」都議選、自公失速の内幕』(朝日新聞デジタル7月4日)
記事のタイトルは「小池氏にやられた」という自民党議員の声だが、しかし本当にそうか。本音は「菅氏にやられた」ではないか?
菅首相の説明しない態度、五輪が始まれば国民は感動してすべて忘れるみたいな態度、これらが都議選にさえ反映されたとも言える。
ただでさえ、《政府関係者は「首相が街頭に入っても、人気がなくて人が集まらないかもしれない」と漏らした》(毎日7月5日)という状況であった。
(プチ鹿島)

(出典 news.nicovideo.jp)
都ファのこともあるし、いろいろ厳しいんじゃない…
![]() | qwist マスゴミ様の偏向報道の影響ですね。実際は投票率の低さから、組織票がモノを言う選挙になったと思います。野盗様は反日勢力の組織票と「共闘」とやらで辛うじて生き延びたのでしょう。そんな中、自民党は8増。自民党こそが日本国民(都民)の民意です |
![]() | きゅうび 今回はオリンピックの責任を都民ファーストが自民党におっかぶせたってのが大きいよね。 責任者は都知事なのに菅総理ばっかりマスコミが叩く。 無観客にしろと選挙になったからか突然言い出したけど、IOCにそれを事前に言い出すことだってできたのにやってなかったのをマスコミが上手く誤魔化してた。 まあ、そういうのをまとめると「有権者がまだまだバカ」ってことになるが |
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